「乾電池式壁うらセンサー」は、パナソニックが販売している電動工具です。
壁をはいだり傷つけたりせずに、壁裏の見えない柱を探知できる優れもの。他社では「下地探し」「下地センサー」と呼ばれる類似商品も存在します。
この記事では、その中でもパナソニックの「乾電池式壁うらセンサー」が優れている理由を3つ挙げます。
初心者でも簡単に使用できる
「下地探し」は昔からありました。針で壁を刺し、裏側に柱などが通っているかを調べるものです。多くの場合、このタイプの下地探しは数百円で手に入ります。
しかし、針を刺すタイプの下地探しは使うのが難しいものです。多くの場合、まず針を刺す前に壁を叩き、その音で柱が通っているかを確かめなければいけないからです。
使いこなすには経験と勘が求められ、初心者にはハードルが高く感じます。
それに加えて、できれば壁はきれいに保ちたいもの。いくら目立ちにくいとはいえ、何度も壁に針を刺すのは気がひけます。
乾電池壁うらセンサーなら、壁をゆっくりなぞるだけでOK。誰でも簡単に、短時間で柱を探すことができます。
この理由だけなら、他社製の電池式下地センサーを使えばいいのではないかと感じるところです。しかし、ここから挙げる2つの理由は、パナソニックの乾電池式下地センサーならではの特徴となっています。
材料に応じでセンサーを変える必要がなく、しかも安い
パナソニック以外にも、電池式の下地センサーは数多く存在します。
しかし、その多くは探知したい材質に応じてセンサーを変えなければいけません。多くの材質を1台で探知できるものもありますが、高価なものが多いのが現状です。
パナソニックの乾電池式壁うらセンサーなら、金属・木材・プラスチックの探知をこれ1台で行うことができます。スイッチをカチッと切り替えるだけの簡単操作です。
また、価格も4,300円ほどとお手軽。「シンワ」社製の同様の下地センサーが6,000円ほどすることを考えると、かなりコストパフォーマンスに優れていると言えるでしょう。
鉛筆穴が付いていて、ワンタッチでマーキング可能
柱を検知したなら、鉛筆やマスキングテープを使ってマーキングしないといけません。下地センサーを壁に固定しながら、もう片方の手で鉛筆などを手に取るのはなかなか面倒臭いもの。
パナソニックの乾電池式壁うらセンサーには、常に鉛筆を挿しておく穴が付いています。柱を探知した時点で軽く鉛筆を押さえればマーキング完了。鉛筆を短いものにしておけば、片手で作業が完結します。
この「かゆいところに手が届く」システムも、パナソニックの乾電池式壁うらセンサーならではの利点と言えます。
まとめ
パナソニックの乾電池式壁うらセンサーなら、初心者でも簡単に壁裏の柱を探すことができます。
センサーをいちいち変えたり買い足したりしなくても、金属から木材に至るまでこれ1台で探知できます。マーキングも手間取りません。挿してある鉛筆をワンタッチするだけで完了できるお手軽さも魅力のひとつ。
電池式の下地センサーなら、パナソニックの乾電池式壁うらセンサーをひとつ持っているだけで十分な働きをしてくれることでしょう。