工事現場には何かと欠かせないインパクトドライバー。職人さんの必須アイテムになっています。
ビス(釘)を電気の力で締め付けて、ベニヤ板(コンパネ)や建具などを固定する工具です。
そんなインパクトドライバーの特徴と、メリット・デメリットをご紹介します。よろしくお願いいたします。
プロ用インパクトドライバーの特徴2つ
プロ用インパクトドライバーの特徴を、2つ挙げていきます。
耐塵性
1つ目は耐塵性(壊れにくさ)です。
プロのインパクトドライバーは、建設現場での長時間の作業を想定して作られています。
長時間作業するには、壊れにくさが求められますし、過酷な作業でも使用できないといけません。その為、プロ用のインパクトドライバーは、丈夫にできているのです。
トルクの強さ
2つ目は、トルクの強さです。
機能性の中でも、ボルトやビスを締め付ける時の強さ(トルク)が強いのがプロ用の特徴です。工事現場では、作業の兼ね合いから、トルクが強くないと仕事にならないのです。
その為、プロ用インパクトドライバーでは、トルクが強いものが一般的です。
アイリスオーヤマのDIY用と、makitaのプロ用を比較すると、トルク数だけで2倍近くmakitaのインパクトドライバーが上回っています。
このようにプロの世界では、トルクの強さが重要になります。
プロ用インパクトドライバーのメリット・デメリット
プロ用インパクトドライバーのメリットとデメリットは様々ですが、その中でも2つずつ取り上げていきます。
メリット
バッテリー持ちが良い
まずは、バッテリー持ちが良いことです。フル充電で、1日8時間以上作業をしても、バッテリー切れにはなりません。私がいた現場の話なのですが、フル充電すると、1週間は使えた記憶があります。
充電の手間も省けましたし、連続して使えることで、作業を継続できました。このように、バッテリー持ちが良いことが、1つのメリットです。
軽量で作業がしやすい
2つ目が、軽量で作業がしやすい点です。インパクトドライバーにもよりますが、概ね900g~1.3kg程度がプロ用インパクトドライバーの重さです。
女性でも持ち運びできるほどの重さで、コンパクトに作られています。その為、手元が狂いにくく、ケガなく作業を進められた記憶があります。あまりの軽さに感動したほどです笑
デメリット
慣れないと扱うのが難しい
プロ用のインパクトドライバーはパワーがある分、慣れないと扱うのが難しいです。
私は現場監督をやっていたのですが、監督でもインパクトドライバーを使う場面はありました。ちょっとした手直しとか、そんな感じで。
新人の頃に使った時は、思わず身体が持っていかれそうになりました。なんとかケガはなかったのですが、その時にインパクトドライバーの威力を思い知った記憶があります。
使っているうちに段々慣れていきましたが、慣れないと、私のように身体を持っていかれます。そのくらい扱いが難しいです。
値段が高め
デメリット2つ目が、値段の高さです。1台当たり、安くても10,000円以上はします。1番高いと40,000円とか、普通にいきます。
高い分性能はいいですが、もう少し安くしてもらいたいですね。
まとめ
さいごまでお読みいただき、ありがとうございました。
今回は、プロ用のインパクトドライバーについての特徴とメリットとデメリットをご説明させていただきました。
工事現場向けということで、丈夫に作られていたり、バッテリー持ちが良かったりと、長く使えるようにできています。その反面扱いにくい部分もあります。
この記事を読んで、プロ用インパクトドライバーの特徴などを知って頂けたら、嬉しいです。ありがとうございました。