シーリングガン(コーキングガンとも呼ぶ)は、タイルや外壁などの隙間を埋める「シーリング」を注入する工具。現場仕事向けのものと思いがちですが、家にひとつあると大変重宝する工具でもあります。
この記事では、シーリングガンを持っていると便利だと言える理由をまとめます。数百円で購入できるので、ぜひ一つ持っておくことをおすすめします。
家の中のいろんな場所で活躍する
シーリングガンは、家の中のいろんな場所で使えます。
家の壁紙は、湿気などが原因で浮いたりひび割れたりしがちです。特に、壁紙の継ぎ目や部屋のカド。シーリングガンがあれば、こうした場所をササッと補修できます。
水回りの補修も、シーリングガンにかかればお手のもの。隙間から水が入るまま放置してしまうと、家の内部が腐食する原因にもなります。
シーリングガンがあれば、すぐに割れたタイルの隙間を埋めたり、水漏れ箇所を塞いだりできます。
筆者の家でもお風呂のタイルに隙間ができ、どうしたものか悩んでいました。
友人の勧めでシーリングガンを使ったところ、一瞬で補修ができたので大変驚きました。シーリングガンを使えば、素人でも簡単に補修ができることを実感しました。
シーリングガンは、家の外壁補修にも役立ちます。外壁の継ぎ目などは、特に経年劣化などによるひび割れが生じやすいもの。シーリングガンがあれば即座に修理できます。
必要なとき、手軽に使える
シーリングガンを持っていれば、必要なときにすぐ使えます。
実際に塗るシーリング(コーキングとも言う)は、ホームセンターなどに行けば数百円で購入できます。シーリングガンへのセッティングも一瞬で完了します。
余ったシーリングは先の部分が固まってフタになるので、中身の保存も簡単。保管しておいたシーリングを再び使う際は、先の部分を針金などで開ければすぐ使えます。
シーリングガンのトリガーは、そこまで大きな力がなくても握れます。女性にも扱いやすく、気づいたときにすぐ補修できるのも魅力です。
業者に頼む費用を節約できる
修理箇所の程度にもよりますが、シーリングガンを持っていれば業者を呼ばずに済むケースがあります。
シーリングガンも、塗るためのシーリングも数百円。修理箇所に塗るぶんを考えれば、たった数十円程度で修理が完了してしまいます。
もちろん、自分で修理しても直らなさそうな場合は業者さんに頼みましょう。特に水回りの場合、ちゃんと修理ができていなければ家の内部を腐食させてしまう場合があります。
まとめ
シーリングガンをひとつ持っておけば、家の中のいろんな修理に役立ちます。思い立ったらすぐに修理できるのも魅力です。