充電式ブロワーとは
充電式ブロワーとは、モーターによって強力な風を作り出し放出する電動工具です。ブロワーの動力源は主に3種類に分けられます。
- コード式
- 充電式
- エンジン式
AC100Vコンセントを電源とし、ブロワー本体のコードをつなぐ製品が主流でした。ですが、最近は取り回しがしやすい、脱着式のバッテリーを電源とする充電式ブロワーが人気です。
エンジン式ブロワーは、屋外の道路の清掃作業などで用いられているケースが多いです。車を運転中に見かけた方もいるのではないでしょうか?
本記事では、人気が上がり主流になってきている充電式ブロワーについて解説をしていきます。
シチュエーション別の充電式ブロワー活用方法
「強力な風を放出するだけの電動工具が何に使えるの?」そのような疑問を持たれる方もいると思います。
そこで、充電式ブロワーが便利な理由とさまざまな活用方法を紹介いたします。
充電式ブロワーが便利な理由
充電式ブロワーが便利なのは、取り回しが良いことです。コード式ブロワーの場合は、AC100Vコンセントがない環境では使用ができません。
充電式ブロワーは、電源であるバッテリーが装着されていれば、何処でも使用できます。
コード式やエンジン式に比べてパワー不足に感じることと、バッテリーの充電が切れると使用ができなくなるデメリットもありますが、作業場所が自由なメリットの方が大きいです。
充電式ブロワーの活用方法
活用方法①「清掃作業の効率化」
落ちている大量の落ち葉をホウキで掃いて一ヵ所にまとめる作業は大変です。ですが、ブロワーを使用すれば強力な風で一気に大量の落ち葉を移動させられます。
ブロワーには、バキューム機能が備わった製品もありますので、一ヵ所にまとめた落ち葉の回収までも一台のブロワーで可能です。
DIYブームが広まり、一般家庭で日曜大工をする場面が増えています。
木材を加工する作業の後は、細かい木屑が作業場に散らばって掃除が面倒ですが、隙間に入ってしまった木屑を吹き飛ばして除去するときにブロワーが活躍します。
他にもエアコンのフィルター掃除やパソコンのキーボードの掃除などでもブロワーが便利です。
活用方法②「車の清掃で大活躍」
車をお持ちの方は、洗車をした際の水拭き作業が面倒だと感じたことはありませんか?
メッシュグリルやアンダーグリルに入った水が何度も垂れてくるので、何回も拭き取ったり以外と大変です。
そこで、洗車後にブロワーで車全体の水を吹き飛ばすと短時間で水切りが可能になります。さらには、社内の埃もブロワーで吹き飛ばして清掃することができます。
車の清掃にブロワーは大変便利ですので、取り回しがしやすい充電式ブロワーはオススメです。
活用方法③「アウトドアで大活躍」
充電式ブロワーはアウトドアで大活躍してくれます。特にキャンプでよくある場面で活躍します。
- 火起こし作業
- 雨で濡れてしまったテントを乾かす
- エアーマットの空気入れ、空気抜き
このようなときに、充電式ブロワーは取り回しもよく使い勝手が良いです。
充電式ブロワーの口コミまとめ
ここからは、充電式ブロワーのオススメ製品をいくつか紹介していきます。製品情報と口コミは、Amazon 2021年5月25日時点のものになります。
【マキタ(Makita) 充電式ブロワ 18V バッテリ・充電器別売 UB185DZ】
価格 | 9,690円 |
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ブランド | マキタ(Makita) |
重量 | 1.66 kg |
片手で扱える小型の充電式ブロワーでオススメなのが、【マキタ(Makita) 充電式ブロワ 18V バッテリ・充電器別売 UB185DZ】になります。
小さいながらもパワーもあるとの口コミが多いです。ブロワー機能は申し分ないようですが、集塵機能はパワー不足という口コミもあります。
騒音も大きいとのことで、使用する時間帯や環境に注意が必要でしょう。
- 想像していたよりかなり小さかったですが、風力は期待通りで車の水滴とばしや落ち葉の吹き飛ばしには十分です。
- エンジン式に比べてかなり小さいので心配しましたが、大きさに似合わずすごい風力です。
- 素人が洗車や人工芝状の落ち葉をのけるために購入しましたが、マキタって凄いですね。これ一台あったら案外いろいろ使えたりするので便利です。
- 音が大きすぎます。夜、家での洗車後には近所迷惑になります。
- ブロワーとしては機能を遺憾なく発揮するのだが、集塵機能が期待外れで、改めて別の自動車用のハンディークリーナーを購入した次第。
【【Amazon限定ブランド】 充電式ブロワー コードレスブロワー 無段階風量調整 電動工具 充電式 コードレス 集じん機能付き 集塵 掃除機 【本体のみ】【互換品】 (赤)】
価格 | 4,799円 |
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ブランド | Abeden |
重量 | 1.68kg |
こちらの充電式ブロワーは、コストを可能な限り抑えたい方にオススメです。
マキタの製品の半額ぐらいにも関わらず性能はほとんど変わらないという高評価の口コミが多かったです。
低評価の口コミでは、動作時の騒音が大きいことと、粗悪品が混じっていたり「安かろう悪かろう」というリスクもあるようです。
- 純正の半額ぐらい 迷いもなく購入しました。使ってみて ビックリ!風力純正と代わりなし!
- さすがに100Vのブロワーより風量は劣りますが問題ありません。手元のスイッチで風量調整出来るのがやり易いです。
- パソコンやキーボードなどのほこりを吹き飛ばしてくれました。ほかにも、ベランダの砂埃なども吹き飛ばしてくれます。結構使えます!
- 小さいのに結構パワフル、かなり感動ものです!でもやっぱり想像した通り、音がうるさいですね…
- 低速回転時にピーと高音域の音が出ます。参考に販売元に問い合わせたところ、商品の仕様だそうですので、音がならないのは、不良品です。
- 1年保証と記載されていたので問い合わせしたら返事すら来ない。
【マキタ(Makita) 充電式ブロワ(バキュームキット付) MUB363DG2V】
価格 | 65,375円 |
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ブランド | マキタ(Makita) |
重量 | 11.8 kg |
こちらの充電式ブロワーは重量が11.8kgとかなり重いのですが、ハイパワーが自慢です。
ブロワーとしても強力でバキューム機能も申し分ないという高評価の口コミが多いです。
一方、低評価の口コミとしては製品の重さがマイナス評価につながっています。
強力なブロワーである反面、バッテリーの持ちが悪くて10分ほどの連続使用で充電切れになってしまうようです。
- 充電式だと吸引力は期待出来ないだろうと承知で購入しましたが、落ち葉集塵に全く問題ないレベルで満足しています。ブローワーと集塵、一つでどちらもできるのは便利です。
- まずデカい。キャノン砲かと思った。ブロワーとしての威力は凄い。
- 吸引力は本物です。アスファルトに落ちたマキの木の剪定クズの片付けが物凄く捗ります。
- マンション敷地内の枯れ葉掃除に使ってみたが、動作が10分では足りずに同メーカーのエンジン式と兼用で使っている。
- 音はあまり静かではない。本体がかなり重く感じる。
まとめ
充電式ブロワーは「強力な風を放出する」という機能を持つシンプルな電動工具です。ですが、さまざま場面で活用することができます。
日常の清掃作業やアウトドアなどでも便利な充電式ブロワーは一台あると大変便利です。今回の記事がブロワーを選ぶ際の参考になれば幸いです。