ピン釘打ち機がDIYで役立つ5つの理由を徹底解説!

ピン釘打ち機がDIYで役立つ5つの理由を徹底解説!

本棚や作業台をDIYで作るとき、釘の頭が見えてしまうとなかなか目立ってしまいますよね。同系色の釘を使っても、どうしても頭の部分が出っぱって見えてしまいます。

打ち込み跡が非常に小さいピン釘打ち機なら、まるで釘を打っていないかのようにキレイに仕上げることができます。

今回の記事では、ピン釘打ち機がDIYで役立つ5つの理由を、さまざまな角度から徹底的に解説していきます。

ピン釘打ち機の代用品として挙げられる「カクシ釘」や「カリクギ」との違いもあわせてご紹介します。自分の用途にあった工具を選んで、快適にDIYを楽しみましょう!

はじめに:ピン釘打ち機についておさらいしよう

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ピン釘打ち機とは、「ピン釘」と呼ばれる幅0.6mmほどの極細の釘を打ち込む電動工具です。

ピン釘には“頭”が無いため打ち込んだ跡が目立ちにくく、きれいな仕上がりが求められる内装工事や木工作業に活用されています。

頭が無いぶん引っかかりも無いため固定力はそれほど強くありません。ですので、木材などの固定に使う場合は接着剤との併用が必須となっています。

カクシ釘、カリクギって何?

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(カクシ釘)引用:Amazon
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「カクシ釘」「カリクギ」は、頭の部分に樹脂のついた特殊な釘です。両者ともに金槌を使って木材に打ち込みます。

カクシ釘は打ち込んだあとに、金槌で樹脂ごと頭を“叩き飛ばす”ことで打ち込み跡を隠すことができます。

一方、カリクギはペンチなどで釘自体を引き抜きます。接着剤が固着するまでの仮止めの役割を担うということですね。

ピン釘打ち機がDIYで役立つ5つの理由

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ピン釘打ち機とカクシ釘、カリクギの違いはおわかりいただけたでしょうか?ここからは、具体的にピン釘打ち機がなぜDIYに役立つのか解説していきます。

作業スピードが格段に上がるから

ピン釘打ち機は電圧により釘を打ち出すため、トリガーを引くだけで瞬時に釘を打つことができます。

カクシ釘などのように何度も金槌で叩いたり、頭を飛ばす必要がなくなるので、作業のスピードは格段に上がります。

打ち込み跡がより目立たないから

ピン釘打ち機で使われるピン釘の軸径は0.6mmと非常に細いため、目をこらして見ないと釘が打ってあることが分からないほどです。

木材の色に合わせたカラー付きのピン釘も販売されていますので、より自然な仕上がりを実現することができます。

一方で、金槌で打つカクシ釘は細いものでも1.24mm程度ですので、ピン釘の倍以上の太さがあります。

場合によっては木工用のパテなどで打ち込み跡を埋める必要があり、作業の工程が増えてしまいますね。

手作業では難しい角度でも釘が打てるから

天井に化粧板を張りたい場合、脚立に乗って上方向にカクシ釘を打ち込むのはとても難しいものです。

バランスを崩してケガの恐れもありますし、うまく打ち込めずに釘が曲がってしまい、打ち込み跡が余計に目立ってしまうこともあるでしょう。

ピン釘打ち機を使えばどんな角度でも正確に釘を打ち込むことができます。いままで諦めていた作業も可能になりますね。

硬い木材にもしっかり釘を打てるから

硬い木材に金槌で釘を打つのは意外と難しいものです。だんだんと釘が曲がってしまって打ち直した経験はありませんか?

カクシ釘やカリクギは通常の釘より細いため、硬い木材に垂直に打ち込むにはある程度コツをつかむ必要があります。

ピン釘打ち機なら電圧のパワーが強いため、金槌では打ち込めないような硬い木材にも釘を打つことができます。

片手が空くため、より快適に作業できるから

手作業で化粧板などを壁面に固定する場合、板材をズレないように支えながら、カクシ釘も指で支えなければなりません。

不可能ではありませんが、体勢的にもなかなか大変な作業ですよね。長時間続けると疲労が溜まってしまいます。

ピン釘打ち機は片手で操作可能なので、空いた片手を自由に使うことができます。しっかりと板材を支えながら快適に作業できるのは魅力的ですね。

まとめ:ピン釘打ち機はDIY界の「縁の下の力持ち」

カクシ釘やカリクギを使った手作業と比較して、ピン釘打ち機の利便性を解説していきましたが、いかがだったでしょうか?

最後にもう一度、ピン釘打ち機がDIY役立つ5つの理由を挙げておきます。

  • 作業スピードが格段に上がるから
  • 打ち込み跡がより目立たないから
  • 手作業では難しい角度でも釘が打てるから
  • 硬い木材にもしっかり釘を打てるから
  • 片手が空くため、より快適に作業できるから

以上を考えると、ピン釘打ち機を使うメリットはとても大きいですね。

DIYで部屋のリフォームをやってみたい方や、大型の家具などを作ってみたい方にとって、ピン釘打ち機は非常に頼りになる存在です。

一方で、接着部分が浮いてきてしまった家具の補修など、簡単な作業だけであればカクシ釘やカリクギだけで充分に対応可能です。状況に応じて使い分けるのも有効ですね。

木工作業において木材どうしの「仮止め」はとても重要な作業です。仮止めをするとしないとでは耐久性や仕上がりに大きな差が出てきます。

一見地味な作業ですが、ピン釘打ち機はDIYに欠かせない仮止めを強力にサポートしてくれる縁の下の力持ち。興味のある方はぜひ、その利便性を体験してみてください!

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