シチュエーション別 ピン釘打ち機の活用法まとめ

シチュエーション別 ピン釘打ち機の活用法まとめ

ピン釘打ち機は、DIYや建設現場において使われる機会が多い電動工具です。実際の現場において、具体的にはどのように使われているのでしょうか?

今回はさまざまなシチュエーションにおけるピン釘打ち機の便利な使い方をご紹介します。

ピン釘打ち機とは?

ピン釘打ち機は、電圧や空気圧を利用して「ピン釘」と呼ばれる釘を打ち出す電動工具です。

ピン釘には頭部が無く、幅も0.6mmほどと非常に細くなっているため、打ちこんだ際の跡が目立たないという特徴を持っています。

打ちこむ対象物の色と同系色のピン釘を使用することにより、釘が打たれていることに気がつかないほど目立たない仕上がりになります。

これらの特徴から、ピン釘打ち機は主に内装工事での仕上げによく使われています。

タッカやフィニッシュネイラとの違い

「タッカ」や「フィニッシュネイラ」は同じく釘を打ちこむ電動工具の一種です。ピン釘打ち機との違いは打ちこむ釘の種類で、基本的には兼用することはできません。

タッカは「ステープル」と呼ばれるホッチキスの芯のような形の釘を打つことができます。

ステープルは保持力に優れますが、外見上かなり目立つため仕上げには向いていません。耐熱材や防水シートなど、目立たない部分を留める際に使われます。

フィニッシュネイラは「仕上げ釘」と呼ばれる釘が打てる電動工具です。仕上げ釘には頭部があり、幅も1.9mmほどありますので、ピン釘と比べると打ち込み跡が目立ちます。

頭部があることで保持力が強く、しっかりと対象物を固定できるのが特徴です。

使用時に注意すること

目立たない仕上がりが特長のピン釘ですが、単体で木材などを固定する用途には向いていません。頭部がないため引っかかる部分がなく、幅も細すぎるため保持力が弱いことが理由です。

そのためピン釘を使う時には、必ず接着剤などと一緒に使う必要があります。ピン釘の役割は、接着剤をしっかり固着させるための仮止めだということを理解しておきましょう。

ピン釘打ち機の活用法

釘でDIYと書かれた画像

活用法① 化粧材の仮止め

化粧材とは、合板や石膏ボードなどの薄い板に、木目のフィルムなどを貼って美しい見た目に加工したものです。

内部に使われる構造材と違って、化粧材は直接人の目に触れる部分ですので、釘の跡が目立たないようにピン釘打ち機で仮止めします。

化粧材を使うことによって単純に外見が良くなるだけではなく、表面の加工により耐水性が上がり、汚れにも強くなるというメリットがあります。

押入れの内側から家の内壁、天井にいたるまで、化粧材はいろいろな場所で使われています。

活用法② 廻り縁の仮止め

廻り縁(まわりぶち)とは、天井と内壁が接する部分に取り付ける棒状の部材です。廻り縁があることにより、天井と壁のつなぎ目をきれいに見せることができます。

補強の役割も兼ねており、経年変化によって隙間があくことを防いでくれます。

廻り縁の仮止めには、釘の頭が見えないピン釘打ち機が活躍します。ピン釘の保持力だけでは支えきれない部分ですので、しっかりと接着剤で固定しましょう。

活用法③ 巾木の仮止め

巾木(はばき)とは、内壁と床のつなぎ目に取り付ける10cmほどの幅の部材です。廻り縁と同様に、つなぎ目の補強と美しい外観作りの役割を担っています。

掃除機をかけた時や、家具をずらして動かす時などに内壁を守る役目もあります。

回り縁に比べて巾木は日常的に目にすることが多い部分ですので、特に目立たない同系色のピン釘を使用して仮止めするとよいでしょう。

活用法④ 建具の修理や作成

建具(たてぐ)とは、障子やふすま、スライド式の戸など、開け閉めできる仕切りのことを指します。

ピン釘打ち機は他の大型の釘打ち機と違い、幅の狭い木材にも釘を打つことができますので、細かい木工作業にも活用する機会は多いです。

保持力が弱いとはいえ簡単なDIYには十分な強度がありますので、接着剤が乾くのを待たずにテンポよく次の作業に移ることができます。

障子などの補修はもちろん、古いデザインの建具をリメイクしてみてはいかがでしょうか。

活用法⑤ 家具の作成

ミニテーブルや額縁のような簡単なものから、椅子や机、本棚など大型のものまで、DIYでの家具作りにもピン釘打ち機は活用できます。

ピン釘の跡は木工用パテなどで簡単に埋めることができますので、一本も釘を使わずに作ったかのような手の込んだ家具が作れます。

まとめ

ピン釘打ち機の最大の特長は、打ち込んだ釘の跡が目立たないことです。内装工事やDIYにおいて、仕上げを美しく、素早く行うために必須の電動工具です。

一方で、ピン釘打ち機は接着剤との併用を想定して作られており、ピン釘単体での保持力は強くありません。

目に見えない部分にはタッカを使用するなど、場所に応じて便利に工具を使い分けましょう。

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