タッカーを使うときの6つの注意点を徹底解説!

タッカーを使うときの6つの注意点を徹底解説!

イスの布地やバイクのシートの張り替え、外装の断熱シートの張り付けまで、タッカーは幅広い用途をこなす便利な工具です。

便利なだけに出番も多いタッカーですが、使い方を誤るとケガの危険性があることをご存じでしょうか?

今回の記事では、タッカーを使う際に注意したいポイントを6つご紹介していきます。6つのポイントをしっかり押さえておけば、安全に作業することができるでしょう。

注意点をしっかり理解して快適にDIYを楽しんでいきましょう!

タッカを使うときの6つの注意点

作業服の男性が手の平を前に出して注意を促す様子

比較的シンプルな形状のタッカーは、誰にでも直感的に使える工具です。バッテリーで作動する電動タッカーも、使い方はそれほど難しくありません。

手軽に使える工具だからこそ、油断もしてしまいがちです。まずは、購入したときに付属する取扱説明書をしっかり読んで理解してから作業を始めるようにしましょう。

かならず専用のステープルを使う

STK ステープル 針 釘 ステンレス 10mm タッカー用 (2箱セット)
引用:Amazon

タッカーに使われるステープルにはたくさんの種類がありますが、中にはメーカーが違ってもサイズがまったく同じものもあります。

「同じだし大丈夫かな?」と他社のステープルを使ってしまうと、目詰まりしてしまう可能性があります。

目詰まりは故障の原因になりますので、かならず同じメーカーの専用ステープルを使って作業するようにしましょう。

ステープルを詰めこみすぎない

文房具のホチキスと同じ注意点ですが、タッカーのホルダー(ステープルを補充する部分)にステープルを詰めこみすぎると、目詰まりの原因になります。

何度も補充するのは手間がかかるため、できるだけたくさん詰めたくなる気持ちはわかりますが、目詰まりを直す時間のほうがはるかに手間がかかります。

詰めこむ量は5割から8割を目安に、無理のない量でやめておきましょう。

ステープルを抜くときは慎重に!

打ち間違えたステープルを引き抜くときには、必ずステープルリムーバーを使いましょう。マイナスドライバーやペンチなどで代用するのはおすすめできません。

引き抜く際にも、反動でステープルが飛び出して目などにあたる危険性があります。急がず、慎重に作業しましょう。

引き抜いたステープルが床に落ちてしまったことに気づかずに、あとで素足で踏んでしまうトラブルもよくある話です。ステープルを引き抜く際はくれぐれも慎重に。

貫通したステープルでケガをしないように

ステープルの先端は非常に鋭利なため、少し触れるだけでケガをしてしまいます。

意外と多いトラブルのひとつに、作業後の木材などを運ぶ際に、貫通したステープルで指を傷つけてしまうパターンがあります。

おもて面は分かりやすいステープルですが、裏面は思っている以上に目立たないものです。

裏側から木材を固定する場合などには特に、ステープルが飛び出していないか目で確認しましょう。

目づまりを直すときは細心の注意をはらう

目詰まりしてしまったタッカーからステープルを除去するとき、思いもよらない動作をする可能性があります。突然ステープルが飛び出してケガをしてしまう危険性も。

保護メガネや手袋があれば、念のため着用するとよいでしょう。おおげさだと思われる方もいるかもしれませんが、DIYにおいて安全に作業することは、なによりも優先すべきです。

電動タッカーが目詰まりした場合は、かならず電源をオフにしてからステープルを取り出すようにしてください。

周りに人がいないことを確認してから作業しよう

ほかの電動工具などに比べると事故の危険性が低いタッカーですが、それでも不測の事態は起こり得ます。念のため、近くに人がいないことを確かめましょう。

作業する場所を整理し、充分なスペースを確保することも大切です。散らかった場所での作業は思わぬトラブルを招いてしまうもの。自分の身を守ることにもつながります。

特にハンマータッカーを使うときには周りに人がいないかしっかり確認してから作業を始めるクセをつけましょう。

振り回して使うハンマータッカーは、万が一、手がすべってしまったときに大変危険です。

まとめ:タッカーの注意点を頭に入れて安全に作業を楽しもう!

タッカーの注意点について解説していきましたが、いかがでしたでしょうか?タッカーは比較的安全な工具ですが、ステープルの先端は鋭いため特に注意したいところですね。

今回取り上げた6つの注意点をもういちどまとめておきます。

注意
  • かならず専用のステープルを使う
  • ステープルを詰めこみすぎない
  • ステープルを抜くときは慎重におこなう
  • 貫通したステープルでケガをしないよう気をつける
  • 目づまりを直すときは細心の注意をはらう
  • 周りに人がいないことを確認してから作業する

これらの注意点をしっかり頭に入れておけば、安全にタッカーを使いこなすことができるでしょう。

簡単なDIYから本格的な外装工事まで、タッカーはさまざまな場所で活躍する便利な工具です。どんどん活用して効率よく作業を進めていきましょう!

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