こんにちは!前回は、アングルドリルの概要をご説明させていただきました。今回は
「アングルドリルの特徴ってどんなもの?」
「メーカー別に特徴を知りたい」
「特徴が分かったら、DIYでも使ってみたいなあ」
こんなお悩みを抱えている方が、分かりやすいように説明していこうと思います。よろしくお願いします。
アングルドリルの基本的な特徴
アングルドリルの基本的な特徴は、狭い場所でもコンクリートなどの構造物に穴をあけることができます。狭い建物の内部だと、工具を搬入すること自体が難しくなります。
建物の角や、上の部分に作業道具が当たってしまい、工具の破損などに繋がってしまうからです。
穴をあける他の道具で、ハンマードリルや振動ドリルなどがあります。比較的大型で、狭い場所での作業に向いていないのと、これらの工具の破損をすることに繋がります。
そこで、比較的小型で、軽量のアングルドリルが活躍します。持ち込みも簡単で、狭い場所にも使用ができるので、狭い建物の内部でも使用することが出来るのです。
パワーは強い方ではありませんが、狭いところで作業をする時には、欠かせません。このように、アングルドリルは、狭い場所での作業に適しています。
【メーカー別】アングルドリルの特徴
ここでは、メーカー別に、アングルドリルの特徴を説明していきます。国内メーカーを、2社分取り上げていきます。
Makita
まずは、Makitaのアングルドリルの特徴です。
- 配線が入り組んだ分電盤にも穴をあけられる
- 狭い場所での作業が可能
- 充電時間が22分と、短い時間で充電可能
- 重さが1.2キロと、女性でも持ち運びしやすい
- 反動が小さく、身体が機械に振り回されにくい
このような特徴があります。特に、重量が1.2キロなのは、嬉しいですよね。遠くに持っていくときも、体力を消耗せず、作業を行えますね。
充電時間も、22分で充電が完了するので、作業の時間を遅らせることがありません。
Makitaのアングルドリルは、このように、使いやすさを追求していることが特徴と言えるでしょう。
参考 Makita アングルドリルMakitaHiKOKI(ハイコーキ)
2つ目は、HiKOKI(ハイコーキ)のアングルドリルの特徴を書いていきます。
- 通常のアングルドリルのパワーが平均1400に対して、HiKOKIはパワーが平均で2000と、非常にパワフル
- 持つ場所が滑りにくくできている
- バッテリー残量を把握することが出来る
- コンパクトなヘッドを搭載している
- 手元を明るく照らし出す、LEDライトが付いている
パワーについてですが、「アングルドリルのパワー=穴をあける時に必要な、回転速度」となります。
パワーが大きければ、消費電力は上がりますが、その分大きい穴もあけられます。2000以上のパワーのアングルドリルがおススメです。
暗い場所で、穴をあける対象物を把握することができますし、作業中にミスをしにくくなります。また、持つ場所が滑りにくいと、工具を落としてケガをするリスクも無くなります。
使用する側にとって、嬉しい特徴が満載です。
アングルドリルの選び方
アングルドリルを選ぶには、5つのコツがあります。それぞれご紹介していきます。
バッテリー持ちが良いものを選ぶ
まずは、バッテリー持ちの良いものを選びましょう。1日8時間作動させても、バッテリー切れがしないように。その分、作業できる時間も増えますし、いちいち充電する手間がなくなります。
バッテリー持ち=作業の効率化を狙うことが可能になるのです。
- Makita DA332DZ
- MakitaDA340DZ
- MakitaDA3010F
作業のしやすいものを選ぶ
2つ目は、作業のしやすいものを選びましょう。作業性は命です。作業がしにくいと、穴をあけるのに時間がかかります。
作業性を大切にすることで、作業に時間が短縮できますし、無駄な時間がかかりません。その為に、作業性の良いものを選ぶのです。
私が現場監督をしているときの話ですが、どの職人さんも「使いやすいやつしか選んでないよ」とおっしゃっていたのが印象的でした。
手元が狂いにくいとか、軽いとか、そんな感じで。どの職人さんも、納期を意識して1つの建物が完成するので、効率よく作業を進められる工具を選ぶのも頷けます。
アングルドリルを選ぶときは、作業性を意識しましょう。
- HiKOKI(ハイコーキ)DN18DSL
- HiKOKI(ハイコーキ)D10YB
- MakitaDA330DW
DIYでも穴をあけることが主な役割
DIYでも、穴をあけることが主な役割になります。
ただ、この場合は、特殊な技術はいりません。強いて言うなら、手先の器用さぐらい。普通の趣味程度にDIYをすることに醍醐味があるわけです。
そんなアングルドリルは、DIYでも穴をあけることで大活躍します。穴をあけて、そこにボルトをはめ込み固定して、ちょっとした家具を作るのに向いています。
DIYでも、アングルドリルは穴をあける上で大事な役割を果たすのです。
- わんちゃん(愛犬)のお家
- 本棚
- CDラック
- その他穴をあける時
アングルドリルの使い方
参考動画
まとめ
さいごまでお読みいただき、ありがとうございました。アングルドリルの特徴は、狭い場所でも作業ができることですが、メーカーによって詳細な特徴は変わってきます。
メーカーごとの特徴を把握して、自分に合った使いやすいアングルドリルを選びましょう。(作業性やバッテリー持ちの良いものなど)
ご参考になれれば嬉しいです。それでは、またお会いしましょう。