こんにちは。ハンマードリル、なかなか聞き馴染みのない言葉ですよね。
工事業者さんが使う工具で、主にコンクリートに穴をあけたりします。その他にも使い方があり、使用方法は工事業者さんによって、様々です。
今回は、ハンマードリルの概要と、種類・使い方について、書いていきます。よろしくお願いいたします。
ハンマードリルとは
ハンマードリルとは、コンクリートに穴を空ける工具です。1932年に、ドイツで誕生しました。(現在のBOSCH)
コンクリートに穴を空けて、既存のコンクリートにアンカー筋(鉄筋補強)を埋め込むための下地を作ります。※アンカーを埋め込むのは、鉄筋の強度を出す為。
ただ穴をあける為の道具ですが、穴を空けるポイントで、穴を空けないと面倒くさいことになります。
コツと技術が必要になるため、使いこなせるようになるには、時間がかかるようです。
ハンマードリルの種類
ハンマードリルは、大きく分けて3種類あります。
1つ目が、充電式のハンマードリルです。事前に専用の機械で充電をして、使用するので、バッテリーが切れるまで使い続けることができます。
電源を確保できない高所作業や、地下での作業で活躍します。
Makita 充電式ハンマードリル
- 充電式なので、電源が取れなくても使用できる
- 持ち運びがしやすい
2つ目が、電源式のハンマードリルです。近くの電源コンセントから電源を引っ張ってきて、接続して、使用することができます。
充電式と違うのは、電源を引っ張ることで使用することができるので、充電切れを気にせずに作業を行うことができます。
BOSCH 電源式ハンマードリル
- 充電しないで使用ができる
- 長時間の作業が可能
3つ目が、集塵式ハンマードリルです。粉塵やほこりを吸い取ってくれるので、現場を汚せない場合などに重宝されます。
Makita 集塵式ハンマードリル
- 現場を汚すことなく、作業ができる
これらが、ハンマードリルの種類です。現場によって、使い分けを行うのが、一般的なようです。
ハンマードリルの使い方
ハンマードリルの使い方について、詳しく説明されている動画があるので、まずはこちらをご覧ください。
- バッテリー残量を確認する(電源式は電源につなげる)
- 先端部分を取り付ける
- 穴あけを行う
- 先端部分を外すときは、ドリルの元の部分を持ち、外す
水濡れや、本体の破損に注意が必要です。衝撃や、過度な負荷がかからないように管理をしましょう。
無理に押し付けたりした方が、パワーが上がると思われがちですが、危険ですのでやめましょう。
以上が、ハンマードリルの使い方です。
ハンマードリルは斫り(コンクリートを壊す)もできる
ハンマードリルは斫り(コンクリートを壊す)もできます。
打撃モードがあるハンマードリルを選んで、斫り用の刃に切り替えることで、斫ることができます。
しかし、ハンマードリルの中には、打撃モードが無いものもあるので、事前に確認をしておきましょう。
まとめ
ここまでお読みいただき、ありがとうございました。
ハンマードリルは、基本的にコンクリートに穴を空ける工具です。また、斫りにも使うことができます。
ただ、使い方を間違えると、とても危険なので、使う時は取扱説明書の注意事項をしっかり読みましょう。それでは!