コード式ドライバーのメリット・デメリット

コード式ドライバーのメリット・デメリット

電動ドライバーには、電源の方式がコード式と充電式があります。

そのどちらにもメリットとデメリットはありますが、どちらを選べば良いのか迷ってしまう方もいらっしゃるでしょう。

そこで今回はコード式ドライバーのメリット・デメリット、コード式ドライバーが向いている人などを見ていきます。是非、最後までご覧ください。

コード式電動ドライバーとは

リョービ(RYOBI) ドライバードリル CDD-1020 645801A
引用:Amazon

日本の一般的なコンセントから電源を取るAC100Vの電源コードが使われています。

充電切れでパワーが落ちる事もありませんし、何時間連続でも使用可能です。長時間のDIY作業に最適なアイテムです。

メリット

メリット
  • 電力が安定している為、ネジ締めのパワーやトルクも安定する
  • 充電式と比較してパワーがある
  • 充電切れの心配がないので、定格時間さえ守れば、作業時間を気にする必要はなく長時間の作業が可能
  • コンセントさえあれば使いたい時にいつでも使える
  • 充電式よりも安価な物が多い
  • 本体が壊れない限り使い続ける事が出来る
  • 本体が軽いので長時間の作業でも疲れないし、女性でも扱いやすい

やはり最大のメリットは安価であると言う事。価格はだいたい3,000円~5,000円位がメインです。

ただ、最近では充電式の電動ドライバーでも安価な商品が出てきていますので、将来的にはメリットと言えなくなってしまうかもしれません。

また、同じくらい大きなメリットとしては、当たり前ではありますが、充電切れの心配が無いと言う事です。

久しぶりにDIYをやろうとして、いざ電源を入れたら、充電が切れていて使えないなどと言う事はありません。

充電式の場合は、充電しておいて使わなくても少しずつ放電していってしまいます。

デメリット

デメリット
  • コンセントが無い場所では使用できない
  • 作業中コードが邪魔になり使いにくい
  • コードが届く範囲内でしか作業できない
  • コンセントから離れた場所での作業の場合延長コードが必要
  • コードが劣化しコードの破損及び断線のリスクがある
  • 誤ってコードが巻き込まれ切断されてしまう危険性がある
  • 水気がある場所での作業の場合ショートに注意する必要がある
  • 充電式と比べて商品のバリエーションが少ない

コンセントが無いと使えないと言う事が最大のデメリットです。使用範囲は5m~10mくらいでしょう。

コンセントから離れた場所で作業する場合、延長コードを使用する事になりますが、そのせいで取り回しが重くなってしまい、本体が軽量と言うせっかくのメリットも無くなってしまいます。

また、コード式は一時期に比べ下火になってきているので、バリエーションが少ない選択の余地が少ないと言う事もデメリットです。

それでも、まだまだリョービ、日立などのメーカーから出ています。

コード式電動ドライバーが向いている人

電動ドライバー
  • たまにDIYをやる程度の人
  • 女性の方
  • 充電が面倒な人
  • お仕事などで1日中使用する人
  • 作業する場所がいつも決まっている人

たまにDIYをやると言う程度でしたら、使用する際に充電するのも面倒でしょうから、コード式の方が向いているでしょう。

また、近年主婦の方など女性でDIYをやる方が増えています。女性の方には充電式は電池が付いている分重いので、長時間の作業になると疲れてしまいますのでコード式をおすすめします。

作業する場所がいつも決まっており、電源も取れるのであれば安価であるコード式でも十分であると思われます。

まとめ

今回はコード式ドライバーのメリット・デメリット、コード式ドライバーが向いている人などを見てきました。いかがでしょうか。

ご自分が使用するところをお考えいただき、コードがあっても問題がないということであれば安価なコード式を選んでよろしいかと思います。

ご参考になれば幸いです。

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