スティック型ドリルドライバーのメリット・デメリット

スティック型ドリルドライバーのメリット・デメリット

スティック型ドリルドライバーとは、棒状にする事が出来るドリルドライバーです。小さなビス止めに最適な工具です。

今回はスティック型ドリルドライバーのメリット・デメリットを見ていきます。

是非、最後までご覧いただきスティック型ドリルドライバーを選ぶ際の参考にしてください。

スティック型ドリルドライバーとは

パナソニック 充電スティックドライバーEZ7421(7.2V)高精度小型ドライバー
引用:Amazon

ドリルドライバーの小型版となります。伸ばした状態でも折り曲げた状態でも使用する事が出来ます。

通常は伸ばした状態で使用し、ホルダー収納時に伸ばす事が多いようです。クラッチ機能も付いているのでお好みの強さで締める事が可能です。

似ている工具

似ている工具ではスティック型インパクトドライバーがあります。

マキタとパナソニックには充電式のスティック型ドリルドライバーと充電式のスティック型インパクトドライバーの両方がありますので、バッテリが共通で利用する事が出来ます。

これらのメーカーのドリルドライバーとインパクトドライバーを両方揃える場合には片方はセット品で無く本体のみの購入で良いと思います。

スティック型インパクトドライバーとは

EZ7521 スティックインパクトドライバー 7.2V
引用:Panasonic

ここでスティック型インパクトドライバーについて簡単に見ていきます。

メーカーとしてはマキタ・Hikoki(旧日立工機)・パナソニックなどから発売されています。「ペンインパクト」などと呼ばれています。

この商品の良いところは、スティック型としてもピストル型にしても使えると言う点です。

スティック型インパクトドライバーの得意とする場面
  1. 電気配電盤などのネジ締めや外し
  2. デリケートではないネジを伴う作業
  3. 固く締まっているネジを緩める
  4. ネジが錆で固着してしまっている場合のネジ外し
  5. 家具や機器などのネジを外しての解体作業
  6. 短い木ネジの打ち込み
  7. 木材へ小さい穴あけ

頑丈な材料や解体作業には非常に向いています。精密機械やデリケートな素材の場合はスティック型ドリルドライバーを使用しましょう。

スティック型ドリルドライバーのメリット・デメリット

まるとばつの意思表示カードを持つ手

それでは本題に戻ってメリット・デメリットを見ていきましょう。

メリット

トルク調整が可能

21段階のクラッチ機能が搭載されているので、クラッチを調節し、お好みのトルクで停止させることが可能でデリケートな作業に向いています。

スピード調整が出来る

低速・高速の切り替えスイッチが付いています。使用する場面によって使い分け可能です。

軽量でコンパクト

狭い場所にも差し込んで作業出来ますので、DIY初心者の方や女性の方でも気軽に使用する事が出来ます。

通常のドライバーとしても使用可

回転部分を固定する事により、通常ドライバーとしても使えます。増し締めをする場合に便利です。

作業場所及び用途に応じて形状変更可能

ストレート型・ピストル型の2つに形状変更が可能です。締め付ける場所やその時の状況によって形状を使い分ける事が出来ます。

形状を変えるにはグリップがカチッとなるまで折り曲げるだけで工具などは不要です。

デメリット

トルクが小さい

スティック型のインパクトドライバーでも25N・mに対してスティック型ドリルドライバーはその1/4程しかありません。木ネジなどのコーススレッドを止めることが困難です。

パワー不足を無理に使用すると寿命を縮める

材木など素材の種類によってはパワーが足りなくなり。そのまま無理して使用すると本体に負荷が掛かり寿命を縮めてしまいます。

パワーが必要な場合はインパクトドライバーなど他の工具を使用しましょう。

まとめ

今回はスティック型ドリルドライバーのメリット・デメリットを見て参りました。いかがでしたでしょうか?

トルクが小さいので配線器具の取り付けに便利です・電気工事をされている方に向いている工具です。

様々なメーカーが発売していますので、この機会にご自身の用途に合わせたスティック型ドリルドライバーを選んでみて下さい。

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