シチュエーション別ジグソーの活用法まとめ

シチュエーション別ジグソーの活用法まとめ

*今回の悩み人*
『友人の勧めでジグソーを購入したんだけど、実際にどんな場面でどんな風に使えば良いか分からないんです。良かったら具体的な活用法を教えて下さい!』

今回の記事を読めばこんな事が分かります。

  • ジグソーの具体的な活用法とは
  • 実際に使用している人のリアルな声

とにかくDIYをするならコレを持っておけば間違いないし損はしない!

親指でグッドポーズをしている作業服の男性

こう断言する友人の勧めでジグソーを購入したものの、いざ使うとなると上手く活用できずに困っているようです。

今回はジグソーの活用法を具体的なシチュエーション毎に解説して行きますので、買ったは良いけどあまり使わず物置に眠らせている方は当記事を参考にしてフル活用を目指してみて下さい。

① そもそもジグソーってどんな工具?

ここではジグソーの事をよく知らない初心者に向けた簡単な解説をして行きたいと思います。

もうジグソーの基礎知識は知っているから活用法が知りたい方は②の項目へスキップして下さいね。

ジグソーは初心者に優しい万能工具

まず初心者が最初に電動工具を買うとき、最もおすすめされるのがジグソーです。その大きな理由として、

  1. 活躍できる場面が多い
  2. 比較的安全に使用できる

という2点が挙げられます。

① 活躍できる場面が多い

ジグソーは直線や曲線、斜め、窓抜きといった4種類の異なる切断方法に対応できるので、他の電動工具に比べ活躍の場が多く初心者が最初に購入する工具に適しています。

それに加え木材はもちろんアルミやゴム、プラスチックなど複数の素材をカットすることが出来るので作業の幅がとても大きい事がわかるかと思います。

② 比較的安全に使用できる〜

電動工具には手作業で行なっていた工程を高速でこなし快適性が向上するメリットがありますが、その分怪我のリスクなど一定の危険性が潜んでおり取扱いには経験や知識が必要です。

とは言ってもジグソーに関しては、チェーンソーや丸ノコといった切断系工具と比べると安全性が高く学生が授業で使用するくらいの扱いやすさとなっております。

??『どんなに安全とは言っても使い方次第では大きな怪我のリスクに繋がるし、電動工具を使うときは周囲を整理して安全に使いましょう。』

② どんなシチュエーションで使うの?


ここからはジグソーの具体的な活用方法をシチュエーション毎にご紹介して行きたいと思います。

ジグソーを買ったは良いけど上手く使いこなせていない方、ずっと使わず物置で眠らせている方は参考にしてみて下さい。

その1:様々な素材をカットするときに

現場では異なる材質の資材を切断しなければいけない場面が多くあり、それに合わせた工具を用意するのですが、いちいち専用工具を用意すると荷物も増えるし手間が増え大変です。

ジグソーは一台あると木材、軽金属、プラスチックやゴム、さらには革など多種多様の材料に対応できますので汎用性の高い工具である事が伺えます。

素材に対応した専用刃を用意する必要こそありますが、そこまで大きな荷物では無いので保管スペースも取らずご家庭でのDIYにも向いているコンパクトな電動工具です。

その2:曲線やハートなど複雑な形を切り抜きたいときに

丸ノコや〇〇ソーと言った各種の切断系工具ではカーブを描いたカットや細やかなカットは難しく、厚さがある素材ならとても苦労します。

しかしジグソーの刃は薄くしなやかな作りなので良く曲がり、たとえ分厚い木材だったとしても綺麗なカーブカットが可能です。

曲線のカットはジグソーの醍醐味とも言える大きな特徴として挙げられ、他の電動工具には真似できない強みでありますが必要以上の力で無理にカットしようとすると刃が折れてしまうので注意が必要です。

その3:大掛かりな作業では無いけど、ノコギリでは大変な作業に

ジグソーは他の電動工具に比べ手軽に使用できる点も大きな特徴です。

ちょっと木材を切りたいんだけどノコギリで地道にカットするには大変なとき、大きな電動工具を用意するほどではない時にこのジグソーが大活躍します。

そこまで広いスペースも必要とせず、丸ノコや各種ソーに比べ騒音も少ないのでサッと取り出しサクッと作業することが可能で、この気軽さがDIY初心者から職人さんに支持される理由につながっています。

??『何度も言うけど、安全とはいえこの気軽さに油断して指を切ったり怪我するから注意すること!』

その4:もの作りの楽しさを初心者やお子様に伝えたいときに

先ほどお伝えしたように電動工具は一定の怪我リスクがあります。

そのため初心者には難しい、危ないモノという認識が強くなり電動工具を使用せずにDIYをして、結果ものづくりの楽しさより疲労感が印象強く残ってしまいます。

これでは辛い思い出しか残らず電動工具とDIYに嫌悪感すら抱いてしまいかねません。

そんなときはジグソーを使って簡単なテーブルや収納ボックスなどを作ってみることをお勧めします。

ジグソーであれば知識と経験がある人から使い方を教えてもらい、ちょっと練習すれば簡単に扱う事ができるのでお子様や初心者にうってつけの電動工具と言えます。

電動工具の便利さとものづくりの素晴らしさを知ってもらうことで、その人の人生が大きく変わるかも知れない…大袈裟かもしれませんが、きっかけとはほんの些細なものから始まるのです。

③ 電気工事士やプロ業者による活用方法と評価まとめ

まるとカードを持つ作業服の男性

ここからは実際の現場でジグソーを使用している方の活用法と評価を詳しくご紹介します。

火気使用できない工場での作業で愛用しています。

仕事柄、使える電動工具が限られる中でジグソーには本当に助けられています。ベビーサンダーが使用できない箇所での使用が楽になり、切り口も綺麗だと思います。

ジグソーはパワー不足をよく指摘されますが長時間の作業でもいけます。 10mmのパネルを丸くくりぬくのも簡単で、鋸刃が引っかかって動かなくなることもありません。

屋根の上やウッドデッキ加工に使用しています。

電源がバッテリーなので取り回しがよく屋根の上での作業に最適です。

コンパネ加工やアクリル加工にも使っていますが様々な種類の刃があるのでこれ一台であれこれ出来るのが気に入ってます。

ちなみに私は20年ほどこの世界で食ってますが軟鉄や木材、アクリルなどといった具合に、ここまで対応できる工具もそうそうないと思ってます。

アルミ板の切り抜きメインだが、これは良い!

速度が遅く調整出来るのが助かる。以前の物は速度固定で金属には速過ぎ仕上がりが悪かったのでこれは嬉しい。

作動音は高速で動かせばそれなりの音量だが、速度を落とせば静かになるので特に問題無いしどんな人にも自信を持ってお勧めできる電動工具である。

ただ、アルミなどの金属を曲線で切る場合はとにかくゆっくりと本体を動かし(本体のうしろ側を動かしていく感覚)専用チップに負担をかけ過ぎない事が綺麗に切るコツだ。

キャンプにはこれが必須

普段は食品加工会社で社長をやってますが、しばしば(勝手に)お休みを取って山に行きます。

知り合いの建築現場で出たバタ材という建築の破材を薪にして焚き火をしますがこれをちょうどいい大きさにカットするときジグソーが活躍してくれます。

そして充電式なのでキャンプ地に持っていき、良い感じの木があれば好みのサイズに切って使ってます。

あとキャンプすると薪代が結構かかりますがツテがあれば端材を拝借して自分で切るのも楽しいもんですよ。

まとめ

今回はジグソーの具体的な活用法をシチュエーション毎にご紹介しました。

ジグソーはおうち時間が増えた事で近年伸びているDIY需要に大きく貢献しており、お子様と一緒に立派な家具を作成して楽しんでいるご家族をSNS等で見かける事が多くなりました。

コロナ禍の影響もあり人混みから遠ざけ自然を感じられるキャンプも人気ですが、焚き火に必須である薪のカットにも使用されており今後もジグソーに秘められたポテンシャルの高さから目が離せません。

現場でもアウトドアでも使えるジグソー、この機会に導入を検討してみてはいかがでしょうか。

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