ケーブルカッターは、電線を切断するための工具。電気工事の現場には欠かすことのできない必須アイテムです。
しかし、ケーブルカッターはDIYにも威力を発揮します。家の中にケーブルカッターがひとつあれば、様々な用途で活躍します。
この記事では、DIYでのケーブルカッター活用法をまとめます。
ケーブルカッターは安く、手軽に購入できる
ケーブルカッターは、プロユースのものなら数万円します。電動式なら5~10万するものもあります。この情報だけを見ると、簡単にはDIYに導入できないと感じる方も多いでしょう。
しかし「ハンディ式」と呼ばれるコンパクトなケーブルカッターなら、たった数百円で入手できます。100円均一のダイソーでも販売されているほどです(ただし、200円商品)。
手軽に購入できるので、これからまとめるような分野でDIYをしようと考えておられる方は、ぜひケーブルカッターを購入することをおすすめします。
DIYから日常生活まで!ケーブルカッターの活用法まとめ
車の電装DIY
車にETCやドライブレコーダー、照明などを取り付ける電装DIY。多くの電線を切断する機会があります。
ペンチなどでも電線を切ることはできます。しかし、それでは電線の先が潰れてしまいます。その後皮膜を剥いて、他の配線につなげていく作業が必要になった場合、非常に不便です。
ケーブルカッターを使えば、先を潰さずに電線を切断でき、スムーズに作業を進めることができます。
電気工作DIY
最近ではYouTubeなどを通して、自作PCを作ったり、壊れた電気製品を修理したりする方法を手軽に知ることができるようになりました。いちど自分でもやってみよう!と思う方も多いことでしょう。
こうした電気工作系のDIYにも、ケーブルカッターがあると良いでしょう。こちらも前述した通り、ケーブルカッターを使えば電線の先が潰れず、後の作業をテンポよく進めることができます。
ケーブルカッターはゴミ出しにも使える
地方自治体によっては、電源コードなどを捨てるときに細かく切らなければいけない場合も。そんなときこそ、ケーブルカッターの出番です。
普通の工作用ハサミなどで電線を切ると、刃先は簡単に傷んでしまいます。最悪の場合、ハサミが壊れてしまいます。
ケーブルカッターを使えば、工具の傷みを気にすることなくコードを切断可能。しかも刃先が工夫されているので、無駄な力をかけずにサクサク切ることができます。
「ケーブルカッター」と「ワイヤーカッター」の違いに注意
ケーブルカッターと似た工具として「ワイヤーカッター」があります。
ワイヤーカッターは自転車のブレーキ線などの、より合わされた金属製のワイヤーを切るためのもの。ワイヤーは、電線よりも固くて太い場合もあります。
「ワイヤーカッターを新たに買うのはもったいない」と感じて、自転車のお手入れをケーブルカッターで代用したくなるかもしれません。しかし、最悪の場合にはワイヤーカッターの刃先がこぼれる場合があります。
ケーブルカッターとワイヤーカッター、似ている工具ですがしっかりと使い分けることが必要です。
まとめ
ケーブルカッターはDIYにも、日常生活にも活躍します。安くて気軽に手に入るので、DIYで電気関係のものを扱おうと思っておられる方は迷わず購入することをおすすめします。