常圧仕上げ釘打ち機の特徴、使用時の注意点を解説します!

常圧仕上げ釘打ち機の特徴、使用時の注意点を解説します!

常圧仕上げ釘打ち機は、主に内装の現場で活躍するエア工具です。この記事では、常圧仕上げ釘打ち機の特徴や注意点についてまとめます。

これから常圧仕上げ釘打ち機を使用する方や、「高圧」の仕上げ釘打ち機とどちらを導入するか迷っておられる方の参考になれば嬉しいです。

常圧仕上げ釘打ち機の特徴

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引用:Amazon

常圧仕上げ釘打ち機は、「仕上げ釘」と呼ばれる釘を空気圧の力で打ち込む工具です。

「仕上げ釘」は釘頭の直径が2ミリほどで、材木に合わせた色もついています。釘の跡がほとんど目立たないので、内装の仕上げ工事によく用いられます。

釘打ち機の名前に「常圧」と付いているのは、使用する空気圧が「常圧」と呼ばれる種類だからです。

仕上げ釘打ち機には「高圧」タイプのものも存在しますが、両者にはどんな違いがあるのでしょうか。

「常圧」と「高圧」、2つの仕上げ釘打ち機は何が違う?

字面だけを見ると、「高圧」釘打ち機がハイパワーなのかな?という気になります。確かに、高圧タイプのほうがハイパワーなエア工具もあります。

しかし、仕上げ釘打ち機の場合は高圧も常圧も大きな違いはありません。すでに手持ちのエア工具に合わせて、高圧か常圧かを選ぶことができます。

しかし、これからエア工具全般を導入する場合には、仕上げ釘打ち機を含めて「高圧」に合わせていくことをおすすめします。近年、各メーカーが高圧エア工具の開発・販売に力を入れているためです。

ただし、高圧タイプの機器(エアコンプレッサー、エアホースなど)は常圧に比べて値段が高い傾向があります。

常圧仕上げ釘打ち機を使用する際の注意点

注意

保護具を着用する

常圧仕上げ釘打ち機を使用する際、打面の下地によっては釘が跳ね返る危険があります。釘や材木の破片が目に入るのは大変危険です。

事故を防ぐためにも、ゴーグルなどの保護具を身に着けておくことが求められます。

エアホースの取り回しにいつも気をつける

常圧仕上げ釘打ち機は、常にエアコンプレッサーとエアホースで接続されています。エアホースは自分や他の人がつまづいたり、はしご等を倒す事故の元になり得ます。

エアホースは常にキレイにまとめておき、事故を未然に防ぐことが必要です。

安全装置を過信せず、いつも誤射に注意する

常圧仕上げ釘打ち機には安全装置が付いていて、先端を押し付けた状態でトリガを引かなければ釘が出ないようになっています。

しかし、何かの拍子に安全装置が壊れたり、先端がどこかに触ったりするかもしれません。万が一のことを考えて、いつも釘の誤射を防げるよう対策しておきましょう。

トリガをロックしたり、長時間使用しないならエアホースを抜いておく等の対策ができます。

まとめ

常圧仕上げ釘打ち機は、仕上げ釘を空気圧の力で打ち込む工具。「高圧」タイプの釘打ち機も存在しますが、性能の大きな違いはありません。

自分の手持ち機材に合わせて、常圧か高圧かを選ぶことができます。

常圧仕上げ釘打ち機を使用する場合は、事故が起こらないよう注意を払う必要があります。

保護具の着用、エアホースへの注意、誤射防止といったことに常に気を配ることが大切です。

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