サンダーのメリットデメリットを徹底解説

サンダーのメリットデメリットを徹底解説

*今回のお悩み人*
『最近DIYが流行ってるみたいで、私の周りのママ友達も自分で木を切って釘とかヤスリ?とかでオリジナル家具なんか作って、すごく楽しそうなのよねぇ…おすすめされたサンダー?とかいう機械にはどんなメリットがあるのかしら。』

今回の記事を読めばこんな事が分かります。

  • サンダーのあれこれ
  • サンダーを導入する事のメリット・デメリット

おうち時間が増える前から、DIY主婦やDIYerなどの言葉はよく耳にしておりましたが、コロナ禍の影響もあり最近はより活発に活動される方が増えた印象を受けます。

電動工具の中では比較的扱いやすいと言われるサンダーですが、これを導入する事でどのようなメリットとデメリットが生じるのでしょうか。

そもそもサンダーってどんな電動工具ですか?


この項目では初心者に向けたサンダーの基本的な情報と基礎知識を解説いたします。

そんな基本はもう分かっているから早くメリットとデメリットを知りたい!そんな方は次の項目へスキップして下さいね。

サンダーは研磨に優れた便利な電動工具

この工具はサンドペーパーと呼ばれる紙ヤスリを振動させる事で高速な研磨作業が可能です。

手作業でご自身の爪を磨くのは結構手間が掛かり、結局ネイルサロンにいってしまうし愛車をピカピカにするワックスがけも結構な労働…

同じ動作を人力に代わって何度も行い表面を滑らかにしてくれる。つまりサンダーは便利な機械なのです。

目的や作業に応じたサンダーを選ぼう!

またサンダーには用途に応じた様々な機種が存在しますので、自身に合うサンダーを選ぶことで作業の効率を大幅に向上してくれます。

一般的なサンダーの種類は以下の通りです。

オービタルサンダー

パッドの構造は四角~長方形で市販のサンドペーパーをクリップ部に挟んで使用します。

オービタルとは英語で円を描く軌道の事で、本体が楕円運動をしながら振動することが名前の由来になっております。

ベルトサンダー

名前の通りベルト状のサンドペーパーを装着するサンダーです。

他のサンダーと比べると研磨力が高く作業スピードが速いこと、大きく重い本体が特徴です。ナイフや指輪の研磨をする金属加工のクリエイターさんも愛用しています。

デルタサンダー(コーナー)

三角形(デルタ)の形をしたパッドが特徴的なこのサンダーは、コーナーサンダーと呼ばれたりします。

軽量かつ小型であり通常のサンダーでは作業しづらい角や狭い場所にも対応でき静音性も高いのですが、専用のサンドペーパーを用意する必要がある点に注意が必要です。

ランダムサンダー

丸いパッドを回転させながら研磨をすることで、通常のサンダーでは難しい曲面にも対応できます。

専用のスポンジやパフを用意することで車の洗車やワックスがけにも使用できますが、丸型サンドペーパーを用意する必要があるので通常のものに比べややコストが掛かります。

??『これらを上手く活用する事で作業効率を上げるんだな!サンダーがどんな電動工具かだいぶ分かったけど、実際に購入するとどんなメリットがあるかな…デメリットとかもあったりする?』

サンダーのメリットとデメリットとは

メリットデメリットと書かれた板

まずは一覧にするとこんな感じです。(オービタルサンダーの場合)

メリット
  • 身体的な負担が大幅に減る
  • 磨く、削るなどの作業効率アップ
  • 初心者でも簡単に扱える
デメリット

用途が限定的なのでマルチに活躍できない

メリット1:身体的な負担が大幅に減る

サンドペーパーや不織布タワシなどを使い手動で研磨をしたことがありますでしょうか。

最初は面白いのですが、段々と腕が痺れたり疲れが溜まったり…実は見た目以上に重労働なので研磨作業がイヤになってしまいます。

電動サンダーがあればサンドペーパーを装着して電源を入れるだけで簡単に作業を開始でき、あっという間に研磨が完了します。

??『手首や肩は想像以上に疲れが溜まりやすくて、痛みに気づいた時には怪我や疾患が重症化していることもしばしば…大事な身体を労りながら作業するよう心がけたいっス。』

メリット2:磨く、削るなどの作業効率アップ

比べるまでもないのかもしれませんが、人力での手作業より電動工具での作業の方がスピードも段違いに早く、より多くの仕事をこなす事が可能になります。

??『そういえば、そもそもなんで木材の表面をサンダーで削る必要があるの?そのまま使っちゃダメなの?』

表面を削る必要性として3つの理由があります。

まず一つ目は、木材というのは製材所で適切なサイズにカットされて出荷されるのですが、作製時に出来た細かいキズを取り除く為に表面を研磨するサンディングが必要となります。

二つ目は、ステインや塗料などの塗装ノリを良くする為に表面を滑らかに整えておく必要があります。この作業をしっかり行わないとせっかく塗った塗料がすぐ剥げてしまうので、仕上がりに大きく差が出る重要な工程であります。

そして三つ目は、木材の角をとって滑らかにしたりカット時に出来たバリをとったり、材料を整える為にサンディングが必要となります。

用途にもよりますが、製材所から持ってきた木材をそのまま使用すると仕上がりが悪くなりますので、綺麗に整えてから使用しましょう。

メリット3:初心者でも簡単に扱える

主にオービタルサンダーは電動工具の中でも使いやすさ、安全性の高さがありDIY初心者でも簡単に扱う事ができます。

サンドペーパーさえあれば本体のパッド部のサイズに合わせてカットしてセットするだけで使用できますし、切断系の工具に比べて怪我のリスクも低いのでご自宅でのオリジナル家具作製などで活躍します。

安全とはいえ油断すると怪我をしますので、慣れない方が初めて使用する時は知識のある方と一緒に作業することをオススメします。

デメリット1:用途が限定的なのでマルチに活躍できない

サンダーは研磨以外の作業には向いていないので、これひとつであれこれ出来ない点には注意が必要です。

しかし専用工具なので研磨においては他の工具には真似出来ない、圧倒的なスピードの素晴らしい仕事をしてくれます。

材料の整地から仕上げまで幅広く活躍してくれるため、木材加工をする方は必須のアイテムだと言えます。

まとめ

今回は研磨のスペシャリストであるサンダーの基礎知識やメリットデメリットをご紹介しました。

バリや角を取ったり塗料ノリを良くしたり、これらは木材加工をする上で絶対に必要な下処理ですが、サンダーがあれば効率よく行うことが出来るのでプロも初心者も必携の工具であると言えます。

種類によってはDIYだけでなくポリッシャーとして愛車のワックスがけなどに使用出来るので、ご家族と相談して購入を検討してみてはいかがでしょうか。

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