充電式かんなは何種類ある?使い方や選び方のポイントも徹底解説!

充電式かんなは何種類ある?使い方や選び方のポイントも徹底解説!

電動かんなは、初心者でも簡単にカンナ作業ができる便利な電動工具です。中でも充電式かんなは、電源のない野外でも使える機動性が大きな魅力ですね。

そんな充電式かんなにもたくさんの種類があり、目的によって使い分けられることをご存知でしょうか?

本記事では、充電式かんなの種類ごとの特徴や使い方、選び方のポイントを詳しく解説していきます。

記事を読めばあなたにぴったりの充電式かんなの選び方がわかりますので、興味のある方はぜひ最後まで目を通してみてください!

充電式かんなとは?特徴やできること、使い方や注意点を解説

充電式カンナ
引用:Amazon

まずはじめに、充電式かんなの特徴や使い方、使用上の注意点についておさらいしていきます。

充電式かんなの特徴

充電式かんなは、ドラム型の回転する2枚刃で木材をなめらかに表面加工できる電動工具です。

充電式のバッテリーで駆動するため屋外でも使用でき、大量に木くずが発生するカンナ作業との相性は抜群といえます。

電源コードを取り回すわずらわしさがないので作業がしやすく、現在では電動かんなといえば充電式を指すほど広く普及しています。

充電式かんなでできる作業

充電式かんなは、表面加工、面取り、相じゃくり、曲面加工などのさまざまな作業ができます。

手動式のカンナよりはるかに効率的に表面加工できるほか、カンナ面につけられたV字型の溝を使えば初心者でも均一に木材の角を面取りできます。

別売りの平行ガイドを取り付ければ、フローリングや壁などに使われる木材のL字加工も充電式かんな1台で対応します。

充電式かんなの使い方・注意点

充電式かんなは基本的に、手前から奥に滑らせるように木材を削る仕組みになっています。木材がしっかり固定されていないと動いて危険ですので、作業前に確認しましょう。

刃の部分がむき出しになっている構造上、巻き込まれにくい服装で作業するようにしてください。

比較的安全な電動工具ではありますが、ケガする可能性はゼロではありませんので細心の注意を払いましょう。

充電式かんなは大きく分けて3種類!それぞれの特徴を紹介

3のサインをする女性

充電式かんなは「普通タイプ」「変速タイプ」「曲面かんな」の3種類に分類されます。ひとつずつ特徴や魅力を紹介していきます。

普通タイプ

もっとも広く普及している、回転数が15,000ほどに固定されているタイプです。複雑な構造をしていないため壊れにくく、価格も控えめな点が魅力的ですね。

動作音が大きいため、住宅地で使用するには周囲への配慮が必要というデメリットもあります。使用する時間帯を選ぶタイプではありますが、初めての1台として特におすすめです。

変速タイプ

変速タイプは、ドラム刃の回転数を自由に変更できる応用力の高さが魅力です。削りたい木材の高度に合わせて最適な回転数に調整できるため、よりなめらかに表面加工できます。

回転数を落とせば作業音も減りますので、騒音が気になる方にもおすすめです。普通タイプに比べると高価な点がデメリットといえます。

曲面かんな

曲面かんなは、丸みを帯びた底面で木材を丸く表面加工できる特殊なタイプです。組木式のログハウスを作る際には必須の電動工具といえます。

通常のカンナ作業には不向きですので、特別やりたい作業でなければ選ばないタイプでもあります。

充電式かんなの選び方は?失敗しないポイントを解説

ポイント

最後に、充電式かんなの失敗しない選び方のポイントを解説していきます。

刃幅で選ぶ

充電式かんなの刃幅は82〜312mmまで目的に合わせて複数の種類があります。刃幅が大きくなるほど幅広な木材の加工が可能になりますが、そのぶん高価になり重量も重くなってしまいます。

現在もっとも普及しているのは82〜110mm程度の刃幅のモデルですので、迷ったときは100mm前後の物を選ぶとよいでしょう。

替刃式か研磨式かで選ぶ

充電式かんなの刃には替刃式と研磨式の2種類があり、現在は替刃式が主流となっています。

替刃式はボルトで簡単に刃を交換できて便利ですが、ひんぱんに交換すると費用がかかるというデメリットがあります。

研磨式は刃の寿命が長く経済的ですが、研ぐためには専用の器具が必要ですので、毎日カンナ作業を行うプロ向けといえます。

集じん機が取り付け可能かで選ぶ

カンナ作業には大量の木くずが発生するため、集じん機が取り付けられるかどうかも重要なポイントです。

ガレージやリフォーム現場など、できるだけキレイに作業したい方は集じん機と連携できるモデルを選びましょう。

【まとめ】充電式かんなの種類を覚えて自分にあったものを選ぼう!

充電式かんなは、加工したい木材や形状によってさまざまな種類があります。

残念ながら1台ですべての要求を満たすモデルは存在しませんので、それぞれの長所を理解して自分にぴったりの機種を選ぶ必要があります。

刃幅100mm程度の普通タイプであれば汎用性が高く、長く使っていけますので、初めての方はぜひ試してみてくださいね!

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