*今回の悩み人*
『友人の勧めでサンダーを購入したんだけど、いざ買ったのは良いけどうまく使いこなせていないっていうか…。もっと活用してDIYを楽しんだり色々と作れるようになりたいな。サンダーの活用法を教えて欲しい。』
今回の記事を読めばこんな事が分かります。
- サンダーの基礎知識
- サンダーの具体的な活用法あれこれ
世の中には色々な用途に応じた電動工具がありますが、サンダーってご存知でしょうか。
そもそも『サンダー』という単語は、ゲームやアニメなどで見たり聞いたりすることがほとんどで、実際の生活で触れたり聞いたりする機会はあまりないと思います。
ではサンダーとは一体どんなモノなのか。今回はそんなサンダーの基礎的な情報と活用法を詳しくご紹介したいと思います。
削ったり磨いたりが得意な電動工具
学校の授業や自由研究、工作などで一度は紙やすりを使用したことがあるかと思います。
そんな経験していない!そんな方も、ご自身の爪を切った後にヤスリがけをすると思うのでなんとなくイメージできるかと思います。
サンダーはサンドペーパーと呼ばれる紙ヤスリを専用の工具に装着させて高速振動させることで、カット時のバリや木材の表面を整地するのが得意です。
またサンダーは様々な種類や形の物が販売されており、幅広い用途に対応できるオービタルサンダー、もっとも強力なパワーで高速研磨が得意なベルトサンダーなど様々なタイプがあります。
情報をまとめると、ご自身の使用目的に合うサンダーを選ぶことが大切です。
サンダーの具体的な活用方法とは
ここからはサンダーの活用方法をご紹介していきます。
購入したけどあんまり活用できていない方、購入したらどんな風に使おうか考えている人はぜひ参考にしてみて下さい。
① 手間が掛かるサンディングの効率を上げる
サンダーといえば木材の研磨が一般的な用途であり、あらゆる現場作業者が一度は経験する工程です。
この研磨という工程ですが、見た目は楽そうに見えますが実際に連続して行うとなると相当な疲労が溜まります。
??『著者も若い頃、親方が電動工具を嫌っているため手作業で屋根全体をヤスリがけをしてとっても大変だったらしいね…』
小さな箇所を削るだけなら手作業で良いのですが、長い木材の表面や家屋の屋根などの広範囲を手作業で行うと大変な手間なのでサンダーを使用しましょう。
お手持ちのサンドペーパーを装着して電源を入れるだけですぐに作業できるので、研磨作業を楽にしたい方は絶対に導入することをオススメします。
② DIY初心者の入門工具として最適
サンダーはジグソーと並んで初心者向けの電動工具と言われ、まずはこれらを触って電動工具に慣れる事がDIYを楽しむ秘訣とされております。
初心者向けと言われる大きな理由は何点かあり、①安全性が高いこと、②簡単に操作出来る、という理由が挙げられます。
サンダーは切断〜回転系の工具に比べ圧倒的に安全性が高いので、しっかりと使用方法を教われば誰でも簡単に扱う事が出来ます。
お家でお子様や奥様と一緒にDIYをしてオリジナル家具を作成する事で、お金では買えない一生物の家具と思い出を作ってみてはいかがでしょうか。
③ 車のワックスがけ、家具などの艶出し作業に
サンダーの中には回転と振動を同時に行う『ランダムサンダー』というタイプの機種が存在します。
ランダムサンダーは回転しながら振動も行うので、広範囲の研磨が得意であり、サンドペーパーの目詰まりも起きにくくハイパワーで作業が出来ますが、回転運動の独特の動きに慣れる必要があります。
実はこの機種、スポンジやウールパフを装着することで車や家具のワックスがけ、塗装面の艶出し作業などに使用できます。
- DIY時には木材のバリや塗装面を整える。
- 愛車を洗車する時はワックスがけに使う。(家具の艶出しも)
このように無駄がなく、効率的な使い方が出来るマルチな電動工具なので、家族共用での目的でスムーズに導入へ誘導できる点もポイントが高いと言えます。
④ 自分でハサミや刃物を研いだり出来る
刃物を研ぐという作業もなかなか大変なので、自身で研げない方は専門の研ぎ師さんにお願いして切れ味を復活させる事が必要です。
ですが、研ぎの知識や心得があるのでしたらベルトサンダーを導入する事でご自身で刃物を研ぐことも出来ます。
ベルトサンダーとは、サンドペーパーをリング状の帯にして高速回転させることで広い範囲を高効率で研ぐ事が出来る電動工具です。
このベルトサンダーは他の電動工具とは違う、少し変わった使い方が出来るのが大きな特徴です。
まずは手で持って直接材料に押し当てて研磨していく方法。
これは一般的な使用方法ですが、普通のサンダーに比べるとパワーとスピードがとても大きくあっという間に研磨作業が完了します。
もう一つは作業台にベルトサンダーを固定して卓上機として使用する方法。
ベルトサンダーは、本体を逆さにひっくり返して台などに固定する事で卓上ベルトサンダーとして使用する事が可能になります。
⑤ アクセサリーや小物雑貨を製作をしてネットやフリマで販売
電動工具とアクセサリー…全く関連性が無いと思いますが、とっても深い繋がりがあります。
先程のベルトサンダーは木材の研磨だけでなく小さな金属や指輪などの研磨も出来るので、指輪やバングルなどを製作してネット販売をしているクリエイターさんも多くいらっしゃいます。
ご自宅をアトリエとして本業の合間にコツコツとオリジナルアクセサリーを製作し、メルカリやラクマなどのオンライン上で販売する事で副収入を得ることも可能です。
(本格的な物を作るとなるとベルトサンダー以外にも工具が必要です)
まとめ
今回はサンダーの基礎的な知識や具体的な活用方法をご紹介しました。
電動工具と聞くと現場でしか使用できないイメージを持たれがちですが、知識と理解を深める事で色々な場面で活用できる事がお分かり頂けたかと思います。
おうち時間が増えた今、ご家族でDIYをしたりアクセサリー小物を作ってお小遣いを稼いでみたり…
今後も電動工具の楽しさや可能性を探りながら、楽しくコロナを乗り切りたいものです。