ベルトディスクサンダのメリットデメリットを解説

ベルトディスクサンダのメリットデメリットを解説

木工でDIYを行う際、必ず行われる工程が研削・研磨の作業です。この工程の出来によって制作している物の仕上がりに大きく影響します。

この研削・研磨の作業の際に使用する工具がサンダーです。サンダーにも様々な種類がありますが、今回はベルトディスクサンダにスポットを当ててメリットとデメリット、選び方を見ていきます。

是非、最後までご覧ください。

ベルトディスクサンダのメリット

メリット
  • ベルトディスクサンダ1台でベルドサンダの機能とディスクサンダの機能の2台分の機能を兼ね備えた電動工具です。
  • 丸い面や角度のついた面、細かい部材などの研削、研磨を得意としています。
  • 外丸面の研削、研磨の際クテーブルを使用しディスク面で作業をすると安定した研削が出来て木口面の角度の精度も高くなります。
  • サンディングアームを使用すると広い面や側面の研削が非常にやりやすくなります。
  • 手作業のヤスリ掛けよりも遥かに効率良く研削できます。
  • ローラー部やディスク面を使用すると曲面の研削作業も効率的に行えます。
  • 本体を手で押さえる必要が無いので、両手で部材を保持する事が出来安定して研削する事が出来ます。
  • 重量が20Kg前後あり、かなり重いのですが、逆に少しの事では動かないので作業がしやすくなります。
  • マイターゲージを使えば角度を付けて削る事も容易です。
  • ディスクサンダのテーブル角度を調節すれば、木材の角度削りが可能です。

ベルトディスクサンダのデメリット

デメリット
  • エンドレスベルトの一部分だけを使用していくと、その部分だけが摩耗が進み切れてしまう事があります。
  • ディスク面を使用した研削、研磨する際にディスクの中央から右側を使用すると部材が跳ね上がり非常に危険です。
  • 金属刃物の荒仕上に使用する事が出来ますが、その際には刃に焼けが入ってしまうので注意が必要となります。
  • 作業時には大量の粉塵が発生してしまいます。
  • 作業時に強く押さえつけるとモーターやベルトに負荷が掛かってしまいます。

ベルトディスクサンダの選び方

選び方

消費電力

消費電力が高ければ高いほど高い切削能力があります。硬い材料や大きい材料を切削する場合には消費電力の高い製品が必要になります。

ペーパー幅

ペーパーの幅が広いほど大きな材料にも対応可能です。

ベルト速度

ベルト速度が速いほど、研削のスピードが上がりますが、あまりにも早すぎると部材に焼きが入ってしまったり、消費電力が低い機種の場合は回転低下も起こりやすくなってしまいますので注意が必要となります。

メーカー

RYOBI

プロの職人さん等向けの電動工具を展開しているブランドです。購入後のアフターサポートも充実しており、消耗品も手に入りやすく、運用面でも使いやすいです。

藤原産業

SK11ブランドのベルトサンダ―のメーカーです。価格が他のメーカーより若干安く、コストパフォーマンスに優れているメーカーです。

HiKOKI

以前は日立工機というブランド名でした。RYOBIと同様にプロ向けの電動工具ブランドです。

プロ向けからDIY用まで幅広い品揃えを誇っています。国内のブランドと言う事でアフターサービスが充実しています。

三共コーポレーション

H&Hのブランド名でベルトディスクサンダを扱っています。電動工具のみならず作業用品(ヘルメット、安全靴等)や園芸用品、洗剤まで幅広い製品を扱っています。

まとめ

最後までご覧いただき、ありがとうございました。今回はベルトディスクサンダのメリットとデメリット、選び方を見て参りました。いかがでしたでしょうか?

今記事を参考にしていただき機種選びにお役に立てれば嬉しく思います。ご自分の用途に合う製品をお選びいただければと思います。

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