DIYのお役立ちアイテムとして人気の高いタッカー。タッカーを使えば、作業の効率をぐんと上げることができるんです。
- 「タッカーがあるとなんで効率が上がるの?」
- 「タッカーの代わりに使える使える工具ってないの?」
- 「タッカーがないとできない作業はあるのかな?」
今回の記事では、以上のような疑問にお答えします。
タッカーの特徴についてのおさらいや、タッカーがない場合の代用品について、タッカーがあると効率が上がる理由などを徹底解説していきます。
タッカーを買おうか迷っているあなたも、この記事を読んでより知識を深めていきましょう!
タッカーとは?
タッカーとは、「ステープル」と呼ばれるコの字型の釘を、木材などに打ち付ける工具です。
ステープルはホチキスの芯のように束になっているため連続して打ち込むことができます。
2本の釘で対象物を支えるため固定力が強く、木材やシート状の素材を固定する用途で活躍しています。
「DIY、建築用のホチキス」ともいえるタッカーは使える場面が多いため、DIYや検知器現場で幅広く使われています。
タッカーの3つの種類
一般的に普及しているタッカーには、大きく分けて3つの種類があります。
ガンタッカー
トリガーを手で押し込んでステープルを打ち込む工具です。小型で安価なためかんたんなDIYに重宝します。握力で釘を押し込む構造上、硬い木材には向いていません。
ハンマータッカー
ハンマーのように振り回してステープルを打ち付ける工具です。ガンタッカーに比べて硬い木材などにも釘を打ち込めますが、正確な位置に打つことはなかなか難しいでしょう。
主に普段は見えない部分の固定に使われることが多いです。
電動タッカー
バッテリーやコンセントの電力でステープルを打ち込む工具です。天井など、真上にステープルを打つことも可能です。
3つの中タッカーの中ではパワー、スピードともに最も優れていますが、比較的値段が高くサイズも大きくなります。
タッカーの使われ方
タッカーは以下のような用途で活用されています。
- ソファーやイス、バイクのシートの張り替え
- 木材どうしの固定、木工作業全般
- 防水シートや断熱シートなどの張り付け
ステープルの打ち込み跡は目立つため、普段見えない部分の固定に使われることが多いです。
壁紙やポスターの張り付けに使うこともできますが、打ち込み跡が目立たないか、いちど試し打ちしてから作業を進めるとよいでしょう。
タッカーの代用品はある?
「かすがい釘」や「ステップル」と呼ばれるコノ字型の釘は、タッカーの代用品として使うこともできます。
金槌で打ち込むことで対象物を固定できますが、ステープルに比べると釘が太く目立つという特徴があります。
「とりあえず2枚の木材を固定したい」「釘が目立っても平気」といった場合は試してみるのもよいでしょう。
タッカーがあると効率が上がる4つの理由
タッカーがあるとないとでは作業の効率がはるかに違ってきます。以下の4つの項目に分けて具体的に解説していきます。
作業スピードが上がるから
ステープルはホチキスの芯のように束になっていますので、連続して打ち込むことができます。
一本一本打ち込む必要がある釘に比べると、作業スピードの差は歴然としています。大型の防水シートなどを固定する際には、タッカーは必須であるといえます。
作業パワーが上がるから
電動タッカーのステープルを打ち込むパワーは、手作業で釘を打つよりはるかに強力です。
硬い木材に釘を打ち込むにはかなりの力が必要なため、かなりの重労働になってしまうでしょう。
無理して続けると集中力が切れてミスの原因になりますで、タッカーの使用をおすすめします。
疲労を軽減できるから
電動タッカーを使えばトリガーを引くだけで確実に対象物を固定してくれますので、大量のステープルを打ち込んでも疲労はあまり溜まりません。
作業が長時間になるほど、手作業との疲労の差が実感できるでしょう。
タッカーがないとできない作業があるから
タッカーを使わなければできない作業はいくつかあり、無理してほかのもので代用しようとするのは効率的とはいえません。
イスやソファーなど、クッション性のある部分にシートを固定する作業は、金槌と釘では難しいでしょう。
真上に釘を打ち込めるのもタッカーならではの特徴です。脚立に乗って真上に釘を打つ行為は危険ですので、タッカーを使うべきでしょう。
まとめ:タッカーをうまく活用して効率的に作業を進めよう
テンポよく連続してステープルを打ち込めるタッカーは、作業の効率を高めてくれる工具です。効率が上がる理由をもう一度以下に挙げていきます。
- 作業のスピードが上がるから
- 作業のパワーが上がるから
- 作業の疲労を軽減できるから
- タッカーがないとできない作業があるから
目立たない場所であればかすがい釘やステップルで代用することも可能ですが、本来の目的にあったタッカーを使ったほうが効率や見栄えはよくなるでしょう。
ガンタッカーなら比較的安い価格で手に入り、かさばらない大きさですので、興味がある方は試してみてはいかがでしょうか?